デュピュイトレン拘縮(デュピュイトラン拘縮、デュプイトレン拘縮、デュプイトラン拘縮)とは
デュピュイトレン拘縮(デュピュイトラン拘縮、デュプイトレン拘縮、デュプイトラン拘縮)とは手掌腱膜(手の平の皮膚のすぐ下にある膜)が肥厚し指が伸びなくなる病態で環指に特に多く、小指にもよく認められます。
症状
手指(環指に特に多く、小指にも多い)が伸びなくなります。痛みは通常はありません。
病態
はっきりした原因はわかっていません。高齢男性に多く、糖尿病の方に多く見られます。手掌腱膜への小外傷が繰り返されることが原因で生じるのではという説もあります。
診断
手外科が専門の医師が手を診れば一目で診断可能です。
治療
基本的に薬物療法や注射は効果がありません。症状が進行して日常生活に支障をきたすようになると手掌腱膜を切除する手術を行います。手術するかどうかの判断材料のひとつにPIP関節の伸展障害があるかどうかがあります。
注:2015年7月3日、ザイヤフレックスの製造販売が承認されました。これは国内初のデュピュイトレン拘縮に対する薬物療法になります。手術以外の治療の選択肢として注目です。
Dupuytren拘縮の分類(Meyerding)
参考 デュピュイトレン拘縮の手術はマイクロ設備のある病院で受けるべき
ザイヤフレックスについて
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