消炎鎮痛剤とはいわゆる痛み止めの薬で手の外科のみならず整形外科で内服薬(飲み薬)が処方される場合は多くは消炎鎮痛剤です。消炎鎮痛剤の中でも非ステロイド系消炎鎮痛剤がよく処方されます。
消炎鎮痛剤を服用するに当たって気をつけるべき点が二点ほどありますのでご注意ください。
一 非ステロイド系消炎鎮痛剤の副作用として消化管潰瘍があります。そのためこれらの消化管潰瘍がある人は服用を控えた方が良いですし、消化管潰瘍がない人でも胃薬を合わせて服用するべきです。ほとんどの病院では消炎鎮痛剤と一緒に胃薬が処方されます。
二 消炎鎮痛剤の副作用に喘息の誘発があります。そのため喘息のある人は服用を控えた方が良いです。問診の際に喘息の既往歴を言わなかったり、言っても医師がうっかりして消炎鎮痛剤を処方することはしばしばありますのでご注意ください。
とはいうものの消炎鎮痛剤も最近は進歩してきています。胃腸障害や喘息の副作用の少ないものも開発されてきています。そのため必要以上に副作用を気にすることもないと思います。
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