上腕骨内側上顆骨折の分類 (Watson-Jones)

1度:骨端部の軽度の離開と最小限の転位。
 注)Shenton線の破綻があり、3mm以上の転位を伴う場合は手術の絶対的適応(Chrestian,1991.)

2度:骨片が肘関節高位まで転位したもの。外傷性滑膜炎がある。

3度:裂離骨折を生じた後さらに外反を強制されて肘関節内側が一時的に開かれて、そこに内側上顆骨片が嵌頓したもの。

4度:さらに強く外反を強制されて肘関節の完全外側方脱臼を伴ったもの。

Keon-Cohenの分類とWatson-Jonesの分類は全く同一である。

Watson-Jones:Fractures and joint injuries.6th ed,p.628-629,Churchill-Livingston,Edinburgh,1982.






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