出身大学とは卒業した大学のことです。一方、医局とは各大学の教授を頂点とした人事組織のことです。この両者は似て非なるものです。
出身大学とは大学受験で合格して卒業した大学のことです。大学に合格するためには大学の入学試験に合格しなければならず、一流大学に合格することは至難の業であることは誰もが知っていることです。
一方医局に入局するには出身大学は関係なく、簡単な試験等あるところも中にはありますが、基本的には一流大学の医局でも入局を希望すればほとんどの人は無試験で入局可能です。
つまり一流大学を卒業(入学)することは難関でそれなりの価値が有る可能性はありますが、(臨床と関係がほとんどないという説も強いですが)少なくとも一流大学の医局に所属しているということはそれ自体は全くといっていいほど値打ちのないことです。
また、名前の通った大学ほど一般に他大学出身者も多いです。
また、いわゆる受験偏差値の低い大学に親に大金を払ってもらうことで医学部を卒業させてもらい、一流大学の医局に(無試験で)入局して、一流大学を卒業したかのように振舞う人間がしばしばいます。(そういう人間に限って本当に態度が大きい)
このことは知っておいて損はないので(態度が大きい、技術的に不安があるなど引っかかるところのある医師等については)出身大学と医局を確認してみるのもいいかもしれません。
参考 医師の出身大学の上手な尋ね方
大学卒と大学院卒の違い
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