橈骨遠位端骨折とは
橈骨とは前腕(手関節と肘の間)を形成する二本の骨のうち橈側(親指側)を形成する骨です。この橈骨の遠位端(手関節のすぐそば)の骨折のことを橈骨遠位端骨折といいます。手をついて転倒した際に骨折することが多く、どの年齢でも起こりえますが、特に高齢者に多い骨折です。
症状
手関節部の疼痛と腫脹および変形です。フォーク状変形と呼ばれたりします。
治療
骨折の転位(骨のずれ具合)が小さいとシーネ(添え木のこと)やギプスで固定します。転位が大きいと整復(骨折のずれを元に戻すこと)を行った後固定を行います。転位の程度が大きいと手術を行います。近年ではロッキングプレートによる固定が第一選択になってきています。他に創外固定による治療法等もあります。
橈骨遠位端骨折の分類(AOの分類)
橈骨遠位端骨折の分類(Frykman)
橈骨遠位端骨折の分類(Melone)
橈骨遠位端骨折の分類(斉藤)
橈骨遠位端骨折(管理人の症例)
橈骨遠位端骨折(管理人の症例-結果)
Web手外科研究所の相談メール(橈骨遠位端骨折)
手外科の杜の相談(橈骨遠位端骨折)
参考 骨折の治療の際の注意点
橈骨遠位端骨折の動画解説
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